この一ヶ月間に見たなかで、特に印象に残っている展覧会と作品を書き出してみた。
国立国際美術館 12/11まで
●「世界征服の方法」展、クワクボリョウタの「10番目の感傷(点・線・面)」
最高のロードムービーを見るような動く影絵にしばし、みとれた。
●「アンリ・サラ」展、「アンサー・ミー」
音と映像による男と女の力学?、刺激的な音と映像の新鮮な出会い。
兵庫県立美術館
●「榎忠展 -美術館を野生化する-」11/27まで
美術館の外でたばこを吸っている榎忠さんに会った。今回の展覧会は、美術館と言う制度との戦い、せめぎ合いだったそうだ。
●「神戸ビエンナーレ」の「REFLEXIONEN ひかり いろ かたち」 大西伸明の立体スーパーリアリズム、
ユリウス・シュミーデルの光の作品「RGBlaster」なぜか、ケータイカメラで撮影すると不思議な色が写っている。
同じユリウスだが、越後妻有アートトリエンナーレにも出品していた音の作家ロルフ・ユリウスとは別人)
11/23まで
●「超京都」渉成園(東本願寺)におけるアートフェア 11/11~13日、終了
渉成園、よい日本庭園だった。よい場所に集う現代美術との出会い。
大阪市立美術館 11/23まで
●「生誕120周年記念 岸田劉生」展
「麗子像」のバリエーション、岸田劉生の画業の振幅感が見どころだ。